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ID: 3000273

ブドウ糖の働きについて知りたい。

就寝中の基礎代謝によってエネルギーが欠乏するため、朝しっかり栄養をとり、脳にエネルギーを供給する必要があります。朝食で取り入れたエネルギーは、約3時間で消費されてしまい、その後、血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)は下がっていきます。食後4時間を過ぎると、食物由来のブドウ糖は底をつきます。これを補うために、食物中の糖分を蓄えている肝臓からグリコーゲンがブドウ糖に変換されて、血糖を供給します。
しかし、肝臓は半日分のグリコーゲン(ブドウ糖で約60gに相当)しか貯蔵できないため、 最長でも12時間しか脳にエネルギーを供給できません。脳は毎時約5gのブドウ糖を消費しているといわれ、常に補給を必要としています。補給がなければ脳はどんどんエネルギー不足になってしまい、血糖値が下がり、脳の機能が低下します。脳が栄養不足になっては、身体もうまく動きません。
栄養をとってからの時間を考えながら、栄養を補給することが大切です。ブドウ糖を血液中にゆっくり放出する糖類が、脳にも身体にもよいエネルギー源となります。大麦エキスのようにあまり精製されていない糖類がブドウ糖をゆっくりと血液中に放出すると考えられています。
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